長野県茅野市どんなところ？
八ヶ岳の西側の麓にあたる茅野市。西側は佐久市や佐久穂町・小海町と接しています。東側は諏訪市・伊那市と接しています。
茅野は、茅（かや）の生える野という意味、もとは旧村の一地名でした。明治38年に鉄道の中央線が開通し茅野駅が開設されて以来、八ヶ岳山麓唯一の市街地として産業経済の中心になり、また、観光等で茅野駅の名が全国的に有名になったこと等から駅名を町名にし、その後市の名前になりました。
市の花はりんどう。市の木は白樺。観光地としては、白樺湖やそこから通るビーナスラインが有名です。蓼科、白樺湖一帯に自生し緑の中に浮き出る白い幹の風景は独特の雰囲気を持っています。
八ヶ岳から流れる清流と、澄んだ空気に恵まれた茅野市。冬の冷え込みが厳しく、雨が少なく、湿度が低い。そんな気候です。
特産品
冷涼で湿度が低い環境でつくられる味噌や寒天は、名産品として広く知られています。
とくに宮川地区は、大型の板倉（壁を板で作った倉）が数棟集まって味噌や寒天を製造する、全国でも珍しい光景が見られる地域。この板倉は、昭和初期にこの地区へ移築されてきた繭蔵を再利用し、味噌蔵や寒天蔵としたものです。
寒天の製造には、雪があまり降らない、寒冷な乾燥した気候が必要で、茅野市や伊那市の気候がピッタリなんだとか。
また、江戸時代に将軍家にこの地方の特産品として献上された、「寒晒しそば」も、当時の製法で復活して夏の土用の時期に販売されています。
食用ほおずきの加工品や、八ヶ岳のおいしい水で育つ減農薬のお米も、注目株です。
移住には
茅野市は、茅野市への移住者を増やすために積極的です。東京・新宿駅から特急あずさで約2時間。二地域居住や週末移住、遠距離通勤も可能な距離です。
『市内企業等の担い手不足の解消及び地域課題の解決、移住の促進を図るため、東京23区（在住者、または東京圏のうち条件不利地域以外からの通勤者）から茅野市へ移住した方で、長野県が選定した企業等に就業した方、専門人材で採用された方、テレワークで移住された方、関係人口として移住された方、または長野県から創業支援金の交付決定を受けた方に、補助金（世帯者：20万円、単身者：10万円、18歳未満：20万円（帯同者一人あたり））を交付します。※予算に達した時点で受付終了となります。』（茅野市HPより）
また、『地域農業の発展を図るため、意欲のある新規就農者を募集しています。新規参入者はもちろん、農家子弟を含む農業後継者を含めた農業の担い手全体を支援します。資金の相談だけでなく、農業体験から独立経営が行えるまで関係機関が連携して支援を行います。』ともあります。
主な生産品目として、
菊
トルコギキョウ
パセリ
夏秋いちご
キャベツ そして新たに ワイン用ぶどうが挙げられています。
いきなり移住は勇気がない人も
ワーケーション
茅野市コワーキングスペース「ワークラボ八ヶ岳」の他、テレワークやオフサイトミーティングが可能な民間の宿泊・カフェ施設等が充実しています。また、各種アクティビティ・体験教室等の施設も多くありますので、利用者のニーズに応じた場所・過ごし方を見つけることができます。
子育て世帯向け生活体験住宅
『茅野市への子育て世帯の移住を促進するため、茅野市単独住宅サンコーポラス旭ヶ丘の空き部屋を活用し、子育て世帯向けに改修工事を行いました。令和5年度から、茅野市の生活を体験していただくことを目的に、子育て世帯向け生活体験住宅として貸出しを始めました。
自然豊かな茅野市で、雄大な八ヶ岳を眺めながらの田舎暮らしを体験してみませんか。』（茅野市HPより）
アクティビティ
●築150年の古民家 山と畑を愛する夫婦に移住の段取りを学ぶ
移住先輩のお家に泊まろう ～ななはち庵編～ 価格：11,000円(税込）〜所要時間：１泊２日～
●自然とともに生きる農家さんと家族のように過ごしてみる
1泊2日のいなかホームステイ 価格：11,000円（税込）所要時間：1泊2日
こんな、旅のアクティビティもあります。（ちの旅HPより）
すぐに移住は勇気がない、っていう人も、旅と住のまざった体験をして、未来を考えてみるのが良いと思います！
自然の贈り物は人生の楽園
茅野市のお隣の市に住む私としては、八ヶ岳の向こう側の茅野市もきっと似てるだろうな、という感覚です。一度、ビーナスラインをドライブしましたが、景色の美しさにずっとテンション上がりっぱなしでした。こんな所に別荘があり、スキー場に行き放題ならそれは楽園だろうと。
でも、別荘と移住は違いますよね。
住むところを決めるには、子供がいればその学区、親としては仕事をどうするか。いろいろと不安です。実際に１度訪れてみるのが１番ですね。
私的には、自然の風景が毎日新しい表情をもたらしてくれる、それが楽園だな～と思わされます。防寒対策をばっちりにして、車があればどうにかなるのではないか、と思います！
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