奇妙な外観
鴻島(こうじま)は、岡山県備前市日生町にある、4つの島のうちの一つです。鹿久居島・頭島・曽島・鴻島のうち、鹿久居島には本州から橋がかかり、鹿久居島から頭島にも橋がかかっています。
鴻島には船で渡るしかありません。
船から鴻島を眺めると、崖上に何件も小ぶりの家が建っていて、瀬戸内の穏やかな海の小さな島にしては異様な感じをうけます。
これは、1989年頃のバブル期に起こった別荘ブームで誕生した別荘地のようです。
崖に建つ家々は、基礎を支える支柱が長く、それがちょっと異様な感じを醸し出しているのでしょう。
雰囲気は?
島内は、建物が別荘として使われているので、生活感がないようです。ゴルフで使うカートを駐車している家も何件かあり、本当に別荘なんだな、と思わされます。
鴻島のみかんは美味しいと人気で、島にはみかん農家が3軒ほどあるようです。
春には潮干狩り、夏には海水浴と、1年中レジャー目的で多くの人が訪れます。
おもしろい造りの、もとは飲食店だったような建物の廃屋もあるようです。
小学校は、備前市立日生西小学校鴻島分校という建物がありますが、何人の児童が通っているのか、不明です。
移住は・・・
鴻島は、別荘地だった、のか今も別荘地なのか?
実際に訪れた人の中には、別荘地の廃墟、と表現する人もいるようです。
生活感の無さから言うと、移住するというより、レジャーで楽しむために訪れるとよいでしょう!その不思議な雰囲気を味わうために訪れる観光地としても価値があるように思います。
その土地がもつ不思議な雰囲気や、おもしろい建物が好きな私としては、一度訪れてみたいと思わせられる島です!
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